身につくこと
知能・機械工学課程では,教育をとおして,人工知能と機械工学との技術の両方に必須となる数学的素養を十分に身につけ,それを土台として,深層学習やベイズ学習といった機械学習や画像情報処理・生体情報処理といった人工知能関連の専門知識,また,機械系力学や制御工学・ロボティクス・メカトロニクスなどの機械工学に関する専門知識を得ることができます.
さらに,研究をとおして,それらを進化させる研究能力や技術力,あるいは人工知能と機械工学を融合し高度化した知的ロボットやVRインテリジェンス・知的インタフェースに関わる専門知識とともに,他領域を含む幅広い知識と深い思考力が培われます.
卒業後の人物像
知能・機械工学課程は,古くから工学分野の基幹の一つとして社会を支え続けている機械工学と,近年めざましい発展と社会への急速な普及を遂げつつある人工知能技術の双方にまたがる教育・研究を通じて,人工知能ならびに機械工学,さらには機械の知能化に関わる専門知識とともに,幅広い知識と深い思考力を備えた創造性に富んだ人材を育成することを目指します.
卒業後には,今後更なる多様化が進むと思われる各種の機械システムを高度に知能化するための最先端の技術開発や,これからの社会に求められる高度に知的な機械システムの創出,さらには,それらを活用した新たな産業の創出に貢献できる人材となることが期待されます.