知能・機械領域実習B
授業目的 | 到達目標 | 授業計画 | |
---|---|---|---|
井村 誠孝 (バーチャルリアリティ学研究室) | 本実習の目的は,バーチャルリアリティ(VR)およびヒューマンコンピュータインタラクションの研究を遂行するために必要な基礎知識と要素技術を習得することである. | 以下を目標とする. 1) バーチャルリアリティ技術についての知識を習得する 2) VR空間を構築するための基礎的なプログラミング技術を習得する 3) 初歩的なVRアプリケーションを構築できる | 詳細 |
岡留 剛 (環境知能研究室) | 基本的には4年次の卒業研究,さらには大学院での研究をにらんだ準備として,人工知能,とりわけ機械学習を学ぶための予備知識として,最適化数学の基礎を学び,さらにまた,機械学習の初歩を学ぶことを目的とする. | 非線形最適化アルゴリズムの初歩である勾配法と共役勾配法・ニュートン法についてプログラムが書けることと,深層学習について,最新の情報にふれ,また,基本的理解をすること. | 毎回,1人ないしは2人を担当として,それまでに学習したことを発表する. 【授業外学修】プログラミング実習I, II, IIIを履修していることが望ましい. |
角所 考 (マシンビジョン研究室) | この実習の目的は,カラー画像と距離画像を用いた人物姿勢の推定と分類のための技能を修得することである. | RGB-Dカメラから得られるカラー画像と距離画像を用いた人物姿勢推定と分類のための基本的なプログラムを作成できるようになる. | まず,RGB-Dカメラによって得られる画像のうち,カラー画像を用いた2次元の人物姿勢推定プログラムの作成方法について学ぶ.次に,距離画像を併用することで,3次元の姿勢推定を実現する.さらに,得られた人物姿勢のクラスタリングや,その結果に基づく未知姿勢の分類方法について学ぶ.最後に,それらを利用した人物行動認識に関する自由制作を行い,デモ発表をする. 【授業外学修】各回の授業後に以下の(1)~(3)を実施することで,学んだ内容の定着を図り,最終回のデモに備えておくこと. (1)その回の授業で説明された人物姿勢の推定や分類のための手法,あるいはその実装に関わる技術的な知識について再確認する(30分程度). (2)その回の授業で課された人物姿勢の推定や分類のための処理プログラムのうち,授業中に完成しなかった部分を完成させる(1時間程度). (3)(1)の内容に基づいて,(2)で完成したプログラムを様々なシーンを対象に動作させ,その特性を実験的に確認する(30分程度). |
岸本 直子 (航空宇宙構造工学研究室) | 「卒業実験及び演習」を含む工学系研究に取り組む準備として,これまで学習してきた知識や技術を使って,もしくは発展させて特定の課題に取り組む. | これまで学習してきた技術を使って,もしくは発展させて課題に取り組む. 制約や期日を理解したうえで,計画を立てて成果を報告する. | 詳細 |
工藤 卓 (神経知能工学研究室) | 4年次の卒業研究に必要な知識/技能を演習する. 生命科学系の基礎知識習得,細胞初代培養実習,脳波計測を含む生体計測技術の実習,パソコンと電子機器,LANの設定などについて,基本的・汎用的な知識・技術の習得を目指す.レポート作成や発表のための基礎訓練も行う. | 4年次の卒業研究に必要な知識/技能を演習する.基本的・汎用的な知識・技術を習得して研究遂行する環境を自分で構築できること,レポート作成や発表のための基礎が出来ることが目標である. | 詳細 |
河野 恭之 (ヒューマンコンピュータインタラクション研究室) | 4年次の卒業研究の準備として,その基礎となる知識と技能を修得する. | 4年次の卒業研究の準備として,その基礎となる知識と技能を修得する. | ヒューマンコンピュータインタラクション,実世界情報認識,センサ情報処理,画像情報処理,ユビキタスコンピューティングに関する内外の文献調査とその内容紹介を行って当該研究分野の基礎知識を固めると共に,研究室での最新の研究活動内容に触れることでヒトと関わる情報技術の現状と将来像に関する感覚を養う.早期にこれらの知識と感覚を養い自分なりの意見を持つことが,就職・進学活動の準備ともなる. 【授業外学修】ヒューマンコンピュータインタラクション,画像情報処理,画像情報処理実習,ヒューマンコンピュータインタラクション実験,プログラミング実習IIIの事前,同時,事後履修を推奨する. |
嵯峨 宣彦 (バイオロボティクス研究室) | 4年次の卒業研究のための準備を行う.講義や実験・演習で学んだ3D-CAD/CAM/CAE,制御工学演習を基にして,実際に与えられた課題を満足する製品の設計と製作を行う. | 4年次の卒業研究のための設計や製作方法,さらには研究のプレゼンテーションに関して身に付ける. | 詳細 |
中後 大輔 (サービスロボティクス研究室) | 4年次の卒業研究が可能な程度の知識/技能の準備を基本とするが,進捗発表等を通して実践的なプレゼンテーション技術もトレーニングする.分野としては,プログラミング系,知能ロボティクス系から履修者の希望と課題に取り組める時間等を勘案して履修内容を定める.希望者は独立した研究テーマを定めて卒業研究の準備段階の研究に取り組むことも想定する. | 4年次の卒業研究が可能な程度の知識/技能を身につけること. | 詳細 |
宮原 啓造 (メカトロニクス研究室) | 「卒業実験及び演習」を含む工学系研究に関して,その遂行に有用な知識および技術を修得する. 特に,メカトロニクスシステムを対象とする研究遂行に有用なソフトウェア活用法およびハードウェア製作法,ならびに各種研究スキルの修得に重点を置く. | 研究遂行に有用な知識および技術について個々の特徴と重要性を説明できる. 同知識・スキルを実習や研究活動の各場面へ適用して実践できる. | 詳細 |