サイバーロボティクス領域実習B
授業目的 | 到達目標 | 授業計画 | |
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井村 誠孝 (バーチャルリアリティ学研究室) | 本実習の目的は,バーチャルリアリティ(VR)およびヒューマンコンピュータインタラクションの研究を遂行するために必要な基礎知識と要素技術を習得することである.研究の本質である自ら課題を設定し実現手法を試行錯誤により見出す過程を実習を通じて体験する. | 1) バーチャルリアリティおよびヒューマンコンピュータインタラクションの研究を遂行するために必要な基礎知識と要素技術を習得する. 2) 自らの興味のある研究を探索し,知識を深め,研究として成立するテーマを模索することを通じて,研究遂行の方法論を身につける. | 各自の興味がある日本語の論文を読んで内容を紹介する.紹介した論文などを元に,各自の研究への興味について考慮し,実習テーマ案を出す.実習テーマ案に沿って実験あるいは試作を行い,最終プレゼンテーションで得られた知見や試作したシステムなど何らかの成果を発表する. |
岡留 剛 (環境知能工学研究室) | 基本的には4年次の卒業研究,さらには大学院での研究をにらんだ準備として,機械学習を学ぶ準備として,代表的な確率分布とその性質を学び,機械学習の入門として線形回帰と簡単な分類問題・ニューラルネットワークとを学ぶことを目的とする. | 多次元ガウス分布の種々の性質,とりわけ,ガウス分布の条件付き分布や周辺分布がガウス分布になること,指数分布族の性質,線形回帰における基底関数,分類における一般化線形モデルについて理解する. | 毎回,1人ないしは2人を担当として,それまでに学習したことを発表する. |
工藤 卓 (神経知能工学研究室) | 4年次の卒業研究が可能な程度の知識/技能の準備を基本とするが,進捗発表等を通して実践的なプレゼンテーション技術もトレーニングする.分野としては,生命系,プログラミング系,知能ロボティクス系から履修者の希望と課題に取り組める時間等を勘案して履修内容を定める.希望者は独立した研究テーマを定めて卒業研究の準備段階の研究に取り組むことも想定する. | 4年次の卒業研究が可能な程度の知識/技能を身につけること. | 詳細 |
河野 恭之 (ヒューマンコンピュータインタラクション研究室) | 4年次の卒業研究の準備として,その基礎となる知識と技能を修得する. | 4年次の卒業研究の準備として,その基礎となる知識と技能を修得する. | ヒューマンコンピュータインタラクション,実世界情報認識,センサ情報処理,画像情報処理,ユビキタスコンピューティングに関する内外の文献調査とその内容紹介を行って当該研究分野の基礎知識を固めると共に,研究室での最新の研究活動内容に触れることでヒトと関わる情報技術の現状と将来像に関する感覚を養う.早期にこれらの知識と感覚を養い自分なりの意見を持つことが,就職・進学活動の準備ともなる. |
嵯峨 宣彦 (バイオロボティクス研究室) | 4年次の卒業研究のための準備を行う.領域実習Aで学んだ3D-CAD/CAM/CAE,制御工学演習を基にして,実際に与えられた課題を満足する製品の設計と製作を行う. | 4年次の卒業研究のための設計や製作方法,さらには研究のプレゼンテーションに関して学ぶ. | 3D-CAD,CAE,CAMなどを通し,コンピュータによるデザイン(設計)から強度解析(シミュレーション),モノづくりについてOJT(On the Job Training)により理解する. 理論,シミュレーション,実験により制御工学,流体力学の理解を深める.詳細 |
中後 大輔 (サービスロボティクス研究室) | 4年次の卒業研究が可能な程度の知識/技能の準備を基本とするが,進捗発表等を通して実践的なプレゼンテーション技術もトレーニングする.分野としては,プログラミング系,知能ロボティクス系から履修者の希望と課題に取り組める時間等を勘案して履修内容を定める.希望者は独立した研究テーマを定めて卒業研究の準備段階の研究に取り組むことも想定する. | 4年次の卒業研究が可能な程度の知識/技能を身につけること. | ロボティクス,メカトロニクス,インテリジェントシステムに関する分野のいずれか,あるいは融合的な研究のための準備を行う. 実習研究を通じて、論理的思考方法、ディスカッション能力を養う. 実社会における活躍を見据えて,スペシャリスト的能力(研究遂行能力,専門分野情報調査能力)に加えてゼネラリスト的能力(プレゼンテーション,対人コミュニケーション能力,英語によるコミュニケーションなど)をバランスよく備えた知識人を目標とする.詳細 |
宮原 啓造 (メカトロニクス研究室) | 「卒業実験及び演習」を含む工学系研究に関して,その遂行に有用な知識および技術を修得する. 実習Bにおいては特に,課題解決を想定したメカトロニクスシステムの考察に重点を置く. | 研究における計画の重要性について説明できる. 設定課題を解決するためのメカトロニクスシステムを考察し提案できる. | 実習Aに引き続き各種研究スキル等を修得する.各自が興味を持つ課題を選択する.想定した課題に対し,メカトロニクスシステムを活用した解決法を検討し提案(製作)する.それらの報告をリポート(Individual Assignment)とする.プレゼン等を通じて研究室内で相互評価する.技術系コンテスト等への応募も考える. 実習の進度に応じて上述各項目の配置を調整する.詳細 |