認知情報処理実験

授業目的
生体からの信号計測の基礎を簡単な脳波計測を例として実習する.また,シリアル通信を用いた計測器間通信を実習する.プログラム言語はPythonを使用する.これらの実習内容を合わせて初歩のブレイン・コンピュータ・インターフェイスを構築し,ロボットを脳波を用いて制御する.実習を通して,生体計測技術,シリアル通信,文字コードなどのパソコンによる電子機器の制御技術の基礎を習得する.
到達目標
実習内容を合わせて初歩のブレイン・コンピュータ・インターフェイスを構築し,ロボットを脳波を用いて制御することを目標とする.
授業計画
第1回R1 ガイダンス,PythonとIOT,BCI
第2回R2 通信とpython 
第3回R3 シリアル通信 1(通信規格)
第4回R4 シリアル通信 2(ASCIIコード)
第5回R5 Pythonプログラミングと機器制御
第6回R6 ロボットを制御する 1
第7回R7 ロボットを制御する 2
第8回R8 簡易型脳波計を制御する 1(脳波計の通信仕様)
第9回R9 簡易型脳波計を制御する 2(脳波計の制御の実際)
第10回R10 簡易型脳波計を制御する 3(全体デザイン)
第11回R11 簡易型脳波計を制御する 4(脳波データの処理)
第12回R12 脳波を解析する(サンプリング定理・FFT)
第13回R13 BCIを作る 1 (脳波の測定と注目特徴量の策定)
第14回R14 BCIを作る 2 (完成に向けて)
【授業外学修】実験で使う技術内容については講義でも解説するが,各自復習して身につけておくこと.図書館に関連する書籍が沢山ある.図書館で本を借りて,これを読んで自学する習慣を付けること.
**こちらの内容は2025年4月1日を基準としたものです.最新のシラバス情報,詳細は大学提供のシラバス情報照会ページで確認してください**