デザイン論
| 授業目的 |
|---|
| デザインの企画・発想から,デザインの具現化,伝達にいたるまでに必要な基礎的項目を理解する.具体的には,メディアデザイン,情報デザイン,プロダクトデザイン,インタラクションデザインなどを対象とし,実例を通して,それぞれのデザインプロセスの背景にあるデザイン思考が理解できる.講義中の演習によって,実地的なデザイン思考やデザインプロセスを習得する. |
| 到達目標 |
| メディアデザイン,情報デザイン,インタラクションデザインの概略と基本知識が理解できる.そして,日常のデザインを分析的に捉えて,その欠点を見出し,それを解決するデザインが提案できる. |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 第1回 | ガイダンス 【授業外学修】日常生活のモノ,コトをデザインの視点から観察する.(1回〜14回) |
| 第2回 | デザインの歴史 【授業外学修】身の回りのモノのデザインをデザインの歴史の観点から観察する. |
| 第3回 | デザインと心理学 【授業外学修】デザインのなかで心理学がどのように利用されているか調査する. |
| 第4回 | ノンデザイナーズ デザイン演習 【授業外学修】課題「レポートのデザイン」に取り組む. |
| 第5回 | 映像と音のデザイン 【授業外学修】日常目にする視聴覚メディアにおける視覚と聴覚の関係について考察する. |
| 第6回 | 環境とデザイン 【授業外学修】日常のデザインを環境との関係性の観点から考察する.そのためにデザインを,そのモノ,コトだけでなく,その置かれた環境も取材し,考察する. |
| 第7回 | 身の回りのデザイン 【授業外学修】日常のモノ,コトを使いやすさの観点から分析する.またそれに対するコストを検討する. |
| 第8回 | 関係性のデザイン 【授業外学修】デザインを「関係性/多様性」の観点から再考察する. |
| 第9回 | ロボットデザインの関係性と多様性 【授業外学修】工業製品としてのロボットデザインについて資料収集,観察,考察する. |
| 第10回 | 【ワークショップ】ロボット評価 【授業外学修】既存の工業製品を「関係性」の観点で再評価する. |
| 第11回 | 情報デザインツールとしてのプレゼンテーション 【授業外学修】デザインにおける情報伝達の重要性について考察,実践する. |
| 第12回 | 違和感から考察する関係性のデザイン(BADUI考察) 【授業外学修】ユーザーインタフェースデザインの諸問題について資料収集,観察,考察する. |
| 第13回 | 「面白い」のデザイン 【授業外学修】既存のデザイン評価基準を分析,再考察する. |
| 第14回 | まとめ 【授業外学修】レポート課題 |
| 【授業外学修】 | 社会に点在する様々な「デザイン」に注意を向け,自分を含む「人とデザイン」の関わりに着目し自分なりの考察を進めておく.また,日常生活の中で,プロダクト,サイン,Web,映像,音楽,ゲームといった様々なデザインを分析的に鑑賞する. |