熱と流れ
授業目的 |
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近年の地球環境・エネルギー課題解決や機器システムの省エネ化・寿命安全設計において,“熱とながれ”に関する基礎知識と応用力がますます重要な時代となっている.本講座では,“熱と流れ”の基礎理論と具体的な製品(エアコン,冷蔵庫,人工衛星,電子機器等)への応用・設計事例を同時に学ぶことで理解・興味を深め,将来への視野を広げる. |
到達目標 |
本授業の到達目標は以下の通り.(1)機械系エンジニア・研究者に必要な“熱と流れ”に関する基礎理論と具体的な応用製品事例をセットで体系的に学ぶ.(2)自ら計算も行い,設計への応用イメージも実践的に学ぶ.(3)実社会課題の解決における工学理論の重要性・基礎を学び,将来への視野・可能性を広げる. |
授業計画 | |
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第1回 | ガイダンス・概論:"熱と流れ”を学ぶ意義と実製品開発や社会課題解決への応用事例紹介 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第2回 | 熱と流れ(基礎編):定常の熱伝導理論と熱抵抗計算法 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第3回 | 熱と流れ(基礎編):熱伝導フィンの理論と機器冷却設計への応用 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第4回 | 熱と流れ(基礎編):接触熱抵抗の理論と実際 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第5回 | 熱と流れ(基礎編):非定常熱伝導と過渡熱制御の設計事例 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第6回 | 熱と流れ(基礎編):流れの基礎と強制対流熱伝達(1) 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第7回 | 熱と流れ(基礎編):流れの基礎と強制対流熱伝達(2) 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第8回 | 熱と流れ(基礎編):強制対流ヒートシンク・冷却器の応用設計事例 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第9回 | 熱と流れ(基礎編):自然対流熱伝達と電子機器冷却事例 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第10回 | 熱と流れ(基礎編):放射伝熱理論と人工衛星の熱設計事例 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第11回 | 熱と流れ(応用編):熱交換器設計法と省エネ空調システム設計事例(1) 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第12回 | 熱と流れ(応用編):熱交換器の設計法と省エネ空調システム設計事例(2) 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第13回 | 熱と流れ(応用編):熱力学(冷凍サイクル理論)と省エネ空調システムへの応用事例 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第14回 | まとめ:最新のモノづくり・設計開発技術の動向と将来展望 【授業外学修】授業内容の復習(課題が出た場合は課題提出) |
第15回 | 予備日 |
【授業外学修】 | 各回終了後に授業内容を復習すること. 課題については期限までに完了させて提出すること. |