理工のためのAI基礎

授業目的
本講義の目的は,実世界やサイバースペースにおける人の様々な活動を支援する情報システムや機械システムの高度化に寄与する広義の人工知能技術に関する主要な研究課題やアプローチについての基本的な知識を身に付けることである.
到達目標
情報システムや機械システムの知能化のための基本的な技法を理解することを目標とする.
授業計画
第1回情報システムの知能化・高度化に関する諸課題(角所)
第2回人工知能の基本問題(探索・推論・知識表現)(角所)
第3回機械学習の基礎理論(線形識別関数・決定木・クラスタリング)(角所)
第4回神経回路に基づくアプローチ(ニューラルネットワーク)(角所)
第5回ヒューマンインタフェース(河野)
第6回言語メディア処理(自然言語処理・音声認識)(河野)
第7回非言語メディア処理(画像処理・バーチャルリアリティ)(河野)
第8回機械システムの知能化・高度化に関する諸課題(中後)
第9回移動ロボットの形態と原理(中後)
第10回計測センサ(内界センサと外界センサ)とその情報処理(中後)
第11回駆動部の構造,モータと周辺装置,制御方策(中後)
第12回環境に合わせて形態を変化させる「適応構造物」(岸本)
第13回地上からのコマンドを待たずに宇宙機を制御する「自律航法,自律制御」(岸本)
第14回ミクロな形状を設計することでマクロな特性を制御する「メタマテリアル」(岸本)
授業外学修授業後,講義内容を復習する(1時間程度)と共に,関連知識について自分自身でも調査し(1時間程度),課題レポートを完成させる(2時間程度).
**こちらの内容は2024年4月1日を基準としたものです.最新のシラバス情報,詳細は大学提供のシラバス情報照会ページシラバス情報照会ページで確認してください**