離散数理  

単位数 2単位
履修期 秋学期    
担当者 徳山 豪     
履修基準年度 1年     
授業目的 情報科学の基盤となる数学的な概念や論理の習得,更にそれらの活用法を学ぶ.     
到達目標 集合・関数・論理などの基本的な数学概念とその使い方,基本的な数学論法の使い方,論理数学,グラフ理論の基礎等の概念を理解している.     
授業の概要・背景 資料等の情報等は,LUNAでします.また,オンライン受講者にも不利の無いようにオンライン資料へのリンクをアップ(LUNA,最初数回はシラバス)します.   
授業方法 対面授業を予定.今後のCOVIC19の感染状況で変更はあり得ます.また,やむを得ない場合のオンライン受講にも不利の無いように資料を用意します.     

授業計画授業外学習
第1回離散数学の導入:離散数理とはなにか,ビットと二進数,コード      PPTはLUNAにあげるので,復習し,演習問題を解くこと
第2回集合と論理(1)集合と写像      復習問題
第3回集合と論理(2)集合論と情報処理     復習問題 
第4回集合と論理(3)命題と論理,再帰の仕組み      復習問題
第5回漸近評価とランダウの記号,封筒の裏計算      復習問題
第6回順列と組合せ      復習問題
第7回母関数と二項定理:離散数理と統計      復習問題
第8回中間テストもしくは中間レポート作成     中間レポート作成続きもしくは中間テストの自己採点 
第9回離散数理と数論:情報セキュリティーの数理      復習問題
第10回包除原理とその応用      復習問題
第11回離散数理と確率・統計      復習問題
第12回論理関数と木構造     復習問題 
第13回情報のコード化と離散数理      復習問題
第14回離散数理の様々な問題      なし
第15回定期試験      
教科書 徳山豪 『工学基礎 離散数学とその応用』(数理工学社,2003年)     
参考書 高木貞治 『数学小景(岩波現代文庫)』(岩波書店)  
成績評価
種別/備考割合評価基準等
定期試験 50%点数
平常リポート50%点数
備考:期末試験は,オンライン受講者が少数で,無理なく可能なら行う.オンライン受講者には不利の無いようにします.平常レポートは中間レポートの提出を考えています.(期末試験ができない場合は期末レポート提出) その他,演習問題は出す予定ですが,それは回答を集めません.