キャリアデザイン論 2  

単位数 2単位
履修期 春学期    
担当者 前川 隆昭   
履修基準年度 1年     
授業目的 本講義では,まず履修者は「キャリアとは何か」,「キャリアをデザインするとはどういうことか」という問いかけから始め,社会や仕事に関するテーマを題材に,「主体的にキャリアそして人生を歩んでいくこと」について深く考えるきっかけを獲得します.人生100年と言われる今,社会人として自立したキャリアを積むためには,自分を知り今の生活をどう送るか考えるとともに,自分の将来を思い描いていくことが必要です.ビジネス書でベストセラーになった「7つの習慣」のティーンズ向けの書籍に準拠したワークブックを使って,有意義な学生生活を過ごして社会人として活躍するための第一歩を大学1年の今から考えましょう.     
到達目標 本授業のテーマは,主体的にキャリアそして人生を歩んでいくことについて深く考えることで,書籍「7つの習慣-ティーンズ」を参考に原則中心の有意義な生き方を学ぶことにより,以下の3項目の到達目標を目指します.
①自分の強みや価値観を確認し,自分のキャリアについて主体的に考え行動していく姿勢と覚悟を身につける.
②大学生として自立した人格と能力を身につけ,将来の就職活動においても堂々と自己PRができる自信を養う.
③各自のミッション・ステートメントとパーソナル・アイデンティティを作成する.     
授業の概要・背景 現時点では,対面授業を行うことを前提に授業計画を立てています.新型コロナウイルスの感染状況により,オンライン授業に移行する場合もあります.その場合は,このシラバスを改訂するとともに,この授業に関わるLUNAのお知らせ欄で告知します.対面で行う場合,授業の進め方は,ワークブック(テキスト),スライド,ビデオを使って講義します.理解度向上のため,適宜質問やグループ討議を行います.双方向・対話型の授業を心がけます(質問大歓迎).授業の特徴は,「教わるより考える」ことを重視し,テキストや講義はきっかけにすぎず,自分で考え行動することを基本に置きます.また,「演習中心」で,キャリアには唯一の正解はなく,誰もが自分の考えや意見を持つため,演習を通じて互いの多様な価値観を学びます.     
授業方法 各回テーマに添ってレクチャー(講師による講義)とワーク(履修者同士の話し合いやディスカッションなど)を行います.本講義の性格上,単に「話を聞く」,「講師に答えを求める」,という受け身の姿勢ではなく,「自分はどう思うか」,「それはなぜか」といったことを積極的に考え,発信することが望ましいです.答えがあるわけではありませんので,思う存分,自分がこう思うということを話して下さい.講義内で「周りの人と意見交換をして下さい」という指示をすることもありますし,知り合い同士で固まらないように着席位置を指定することもありますので、あらかじめご了承下さい.少し抵抗はあるかもしれませんが,やってみると講義が楽しく実りのあるものになります.
 詳細は第1回目の授業で説明しますが,原則として毎回400字程度の簡単な事前レポートを作成して,各自で印刷のうえ授業に持参していただきます.また授業の最後には出席票を兼ねたコメントシートを提出していただきます.学期末には期末レポートが課せられます.
 授業資料は原則としてLUNAを通して配布します.履修が確定していないと思われる第2回までは印刷物を用意することがありますが,第3回目以降は基本的に印刷物を用意しません.LUNAを確認のうえ,各自で印刷して持参してください.
 なお,ゲスト講師による講演を2回予定しています.講演と質疑応答を行いますので,質問事項を考えて来てください.詳細は講義内で説明します.また講師の都合により順番が変更になることがありますので,あらかじめご了承ください.
 注意点:社会のルールやマナーを知り,それを守ることも社会の中で自らのキャリアを構築していくうえで大切なことです.そこで本講義では,真剣に講義・演習に参加すること,時間・締切を守ること,私語などで他の受講者に迷惑をかけないことなど,基本的な受講姿勢については細かく注意します.こうしたトレーニングは,いずれ皆さんを守ってくれる力になります.お互いが気持よく楽しく学べるように,一人ひとりが授業をつくっていくのだとの認識で参加して下さい.

【オンライン受講生対象】 オンラインでの受講を許可された学生に対しては,4回目以降「Zoomによる同時配信」で対応する予定です.(3回目までは録画データのオンライン配信で対応予定です.詳細は4/5までにお知らせします。)     
検索キーワード キャリア・デザイン / 7つの習慣 / キャリア / 職業 / 就職 / 主体性 / ワークライフバランス / ミッション・ステートメント / 時間管理 / Win-Win / 傾聴 / シナジー / 自分を磨く      

授業計画
第1回イントロダクション
 キャリアとは何か,人生100年と言われる時代のキャリア・デザインとは何かについて考えるとともに,本講義の概要について理解する     
第2回学生生活と「7つの習慣」
 「7つの習慣」の概要を理解するとともに,今学生としてそして将来社会人として有意義な人生を送るための原則と習慣の基本を学ぶ     
第3回第1の習慣:主体的になる
 自分の人生を主体的に考え,他人や外部環境に依存せず自分で自分の人生に責任を持つための習慣を身につける     
第4回演習:主体性と自己理解
 自己の強み・弱み、やりたいことなどを問う質問形式の演習を通じて,主体性を発揮するため心構えと今の自分自身の内面を深く理解する     
第5回第2の習慣:終わりを考えてから始める
 人生の節目における主体的な選択について学ぶとともに,目標を定めた個人のミッション・ステートメント作成の重要性を理解する     
第6回ゲスト講演1:先輩のキャリアデザイン1
 文系の本学OBを招聘しご自分のキャリアについて講演していただく.また,本学キャリアセンターからキャリアゼミの紹介をしていただく     
第7回第3の習慣:一番大切なことを優先する
 優先順位をつけて重要なことにフォーカスするための時間管理のマトリックスとその活用方法について学ぶ     
第8回演習:時間管理と優先事項
 今の学生生活を時間管理のマトリックスに当てはめてどの領域で多くの時間を過ごしているか考えるとともに,より有効な時間の使い方について改めて良く考える     
第9回第4の習慣:Win-Winを考える
 「人間関係の信頼残高」の概念と「Win-Winを考える」ための6つのパラダイムを学び,人間関係の基本の考え方について学ぶ      
第10回第5の習慣:まず相手を理解してから次に理解される
 共感による傾聴のスキルを学び,より良い人間関係を構築するためのスキルについて学ぶ     
第11回第6の習慣:シナジーを創り出す
 人間関係を豊かにするコミュニケーションについて考えるとともに,相乗効果を発揮するチームワークの力を実感する     
第12回第1~第6の習慣のまとめと第7の習慣:自分を磨く
 これまで学んだ「7つの習慣」のまとめを行ったのち,これを実践するために自分を磨くことすなわち肉体・知性・感情・精神の4つの側面を磨くことについて学ぶ     
第13回ゲスト講演2:先輩のキャリア・デザイン2
 理系の本学OBを招聘しご自分のキャリアについて講演していただく     
第14回まとめ
 全体を振り返るとともに,今後の目標設定などについて考える     
授業時間外学習初回授業の前にワークブック(教科書)を購入して目を通しておいてください.
事前課題としてLUNAや講義内で資料を配布することがあります.詳細は講義内で指示しますが,課題が出た場合は必ず事前に準備し,指示があれば講義に持参するようにして下さい.シラバス「参考文献」欄の書籍は,本講義に深く関係する内容です.特に「7つの習慣 ティーンズ」は本講義そのものの内容です.授業で使うワークブックで十分理解できますが,より深く学ぶためには原典となるこの書籍を読んでください.また,「就職力」も今読むことを強く推奨します.さらに,「キャリアノートで会社を辞めても一生困らない人になる」は一部の内容を講義の中で活用します.その他の書籍もキャリアを考える上で役に立つでしょう.     
教科書 前川隆昭・フランクリン・コヴィー社 『キャリアデザイン論「7つの習慣」ワークブック』(2021年)      
参考書 ショーン・コヴィー 『7つの習慣ティーンズ【リニューアル版】』(キングベアー出版,2014年)
斎藤孝 『就職力』(毎日新聞社,2011年)
野津卓也 『キャリアノートで会社を辞めても一生困らない人になる』(東洋経済新報社,2010年)
金井壽宏 『働くひとのためのキャリア・デザイン』(PHP研究所,2002年)
大久保幸夫 『日本型キャリアデザインの方法』(日本経団連出版,2010年)
常見陽平 『最新版 就活難民にならないための大学生活30のルール』(主婦の友社,2014年)
岩瀬大輔 『入社1年目の教科書』(ダイヤモンド社,2011年)  
学生による
授業評価の方法
講義内で指示します.(講義内にマークシートで回答する方法,または期間内にWEBから回答する方法のいずれか.年度により異なる.)     
成績評価
種別/備考割合評価基準等
定期試験に代わるリポート 40%
平常リポート40%
その他20%受講意欲(授業での発表回数や参加姿勢,意欲等を総合的に評価する)
備考:オンライン授業になった場合は,複数回の平常リポートで評価します.公欠で欠席する場合は救済措置あり.詳細は初日の講義で説明します.

【オンライン受講生対象】
オンラインでの受講を許可された学生に対しても,複数回の平常リポートで評価します.詳細は初日の講義で説明します.