情報化社会と人間

授業目的
本授業では,めざましい情報化の進展がわれわれ個人の生活と社会に及ぼす影響について,三田市との連携し個人及びグループでの学びを通して「光」と「影」の両面から考察する.
今後の情報社会のあるべき姿について理解を深めることと,リーダーとしての力をつけることを目的とする.
また,地域住民との対話を通じて問題点を明らかにし,行動を通じて人間力を高めることを目的とする.
大きな特徴として,授業を学生と教員が内容を協議しながらすすめる.
到達目標
情報社会の多様な面から今後のあるべき姿についての知識を獲得し理解を深める.
グループプロジェクト(協働学習)を通してコミュニケーション能力とリーダー力を高める.
具体的には,授業の運営や司会進行,プロジェクトの企画運営などを行う.
地域SNSである「ひょこむ」を個人及びグループでの学びの手段として有効活用する.
行動を通じて地域課題を明確にし,地域住民の声を言語化する(聴き書き).
最終的には三田市長に活動内容を報告する.
授業計画
第1回14回すべて対面授業
授業・グループ課題研究(プロジェクト)の内容と方法についてのオリエンテーション
(授業の目標設定)(若者がまちづくりを企画運営した事例紹介)
各回の個人課題,グループプロジェクトの遂行のために時間を「授業外」で確保する必要性の確認
【授業外学修】
地域SNS「ひょこむ」への登録を行う.(0.5h)
この科目で求められる課題提出及びグループワークについて確認する.(0.5h)
第2回今年度のテーマの提案・選定に向けて,三田市若者のまちづくり課などとの連携①
若者のまちづくり課・農業創造課・協働推進課・都市再生課から現状の報告と課題について説明
【授業外学修】
三田市との連携について,具体的な提案を考えるため,自分が疑問に思った課題について調査・探求を行う.(1h)
第3回三田市の地域活動を行っている団体・企業から活動の課題と展望について説明を受ける 三田市若者のまちづくり課などとの連携②
第1章「リレーショナル・リーディング」と「対話」のむずかしさ
【授業外学修】
リフレクションとして
1貢献度,2新しい言葉,3疑問に思ったこと,4得たこと感想を書く.また,他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
第2章「対話」を理解するを読み,自分の意見をまとめる.(1h)
第4回各人から提案されたグループプロジェクトのテーマの整理と分析
各グループのテーマとメンバーの編成 グループ内での信頼構築
第2章「対話」を理解する
【授業外学修】
リフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
第3章 組織文化を創るを読み,自分の意見をまとめる.(1h)
第4章 チームを率いるということを読み,自分の意見をまとめる.(1h)
第5回グループプロジェクトの推進討議及びグループ編成確定
第3章 組織文化を創る
第4章 チームを率いるということ
【授業外学修】
リフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
『人口戦略法案』第4章 「地方創生」と「移民政策」(2h)
第6回次週に行われるグループプロジェクトの中間プレゼンに向けた準備討議
『人口戦略法案』 第4章「地方創生」と「移民政策」
【授業外学修】
リフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
グループ単位での中間プレゼン用のPPTファイルを提出.(1h)
三田市との連携について検討し,できれば企画に反映.(1h)
第7回中間グループプレゼン
各グループからのプレゼンと質疑応答・討議
三田市若者のまちづくり課などとの連携③
【授業外学修】
リフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
中間プレゼンに対してのコメントを書く. (1h)
三田市との連携について検討.
第5章 組織変革を読み,自分の意見をまとめておく.
第8回中間グループプレゼンの分析と評価
三田市若者のまちづくり課などとの連携④
第5章 組織変革
【授業外学修】
リフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
中間プレゼンに対してグループの意見をまとめる.(1h)
三田市との連携について実行案を考える(1h)
リフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.
中間プレゼンにたいしてのコメントを書く.
三田市との連携について検討.
第6章 組織変革を読み、自分の意見をまとめておく。を読み、自分の意見をまとめておく.
第9回最終グループプレゼンの内容・方向性についての提案・評価・討議
第6章 コンフリクト
【授業外学修】
最終グループプレゼンの内容・方向性についての提案・評価・討議をすすめる.(0.5h)
リフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
第7章 対話における「感情」を読み,自分の意見をまとめる.(1h)
第10回最終グループプレゼンに向けた進捗報告と討議
第7章 対話における「感情」
【授業外学修】
最終グループプレゼンの内容・方向性についての進捗報告と討議をすすめる.(1h)
リフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
第8章「クリエイティビティ」と「イノベーション」を読み,自分の意見をまとめる.(1h)
第11回最終グループプレゼンに向けた各グループの課題の討議
第8章「クリエイティビティ」と「イノベーション」
【授業外学修】
最終グループプレゼンの内容・方向性についての課題の討議をすすめる.(1h)
リフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
第9章「共同で構成するもの」としてのコーチングを読み,自分の意見をまとめる.(1h)
第12回最終グループプレゼンに向けた準備と確認
第9章「共同で構成するもの」としてのコーチング
【授業外学修】
最終グループプレゼンの内容・方向性についての課題の準備をすすめる.最終プレゼン用のPPTファイルを提出.(2h)
リフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
第13回最終グループプレゼン及び質疑応答・討議
三田市若者のまちづくり課などとの連携⑤
【授業外学修】
最終グループプレゼンに対してのリフレクションと他の受講生の書き込みに対してコメントを書く.(0.5h)
三田市からのアドバイスを参考に最後の総括に役立てる.(1h)
第14回個人及びグループプロジェクトでの学びの総括・振り返りと今後の更なる学び(次なる取り組み)に向けて
【授業外学修】
地域SNSひょこむに最終レポートを提出.(1h)
三田市からのアドバイスを参考に最後の総括に役立てる.(1h)
【授業計画】毎回のレポートに対するフィードバックについては,教員からコメントを返します.また学生同士によるコメントにより相互作用性を生み出します.
【授業外学修】初回の授業については,科目のホームページの「お知らせ」で確認すること.
活動報告書をまとめるにあたって,補講日を使う.
**こちらの内容は2024年4月1日を基準としたものです.最新のシラバス情報,詳細は大学提供のシラバス情報照会ページシラバス情報照会ページで確認してください**