映像音響システム領域実習A
授業目的 | 到達目標 | 授業計画 | |
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角所 考 (画像情報処理研究室) | この実習の目的は,カラー画像と距離画像を用いた人物姿勢の推定と分類のための技能を修得することである. | RGB-Dカメラから得られるカラー画像と距離画像を用いた人物姿勢推定と分類のための基本的なプログラムを作成できるようになる. | まず,RGB-Dカメラによって得られる画像のうち,カラー画像を用いた2次元の人物姿勢推定プログラムの作成方法について学ぶ.次に,距離画像を併用することで,3次元の姿勢推定を実現する.さらに,得られた人物姿勢のクラスタリングや,その結果に基づく未知姿勢の分類方法について学ぶ.最後に,それらを利用した人物行動認識に関する自由制作を行い,デモ発表をする. |
片寄 晴弘 (エンタテインメントデザイン研究室) | 4年次に始まる卒業研究の準備を行うことを目的とする | 1)科学技術論文のフォーマット,必要要件を理解する 2)プレゼンテーションスキルの基礎技術を習得する 3)ディスカッション技法の習得する | 詳細 |
川端 豪 (音声情報処理研究室) | 人間とコンピュータの音声によるインタラクションシステム実験を行うために必要な基礎知識を身につけることを目的とする. | 信号処理の基本概念および応用技術をよく理解し,入力音声のスペクトルや韻律を分析する簡単なプログラムを作成することができる. | 講義または実習により,音声情報処理技術の研究に必要な数学・プログラミングの予復習を行う.各回の内容は学生の進度によって調整する. |
長田 典子 (感性工学研究室) | 4年次に始まる卒業研究の準備を行うことを目的とする | 基礎知識の修得および,研究遂行能力(基本的プログラミング能力,論文読解力,コミュニケーション力,プレゼンテーションスキルなど)の修得を目標とする. | まず,研究室で行っている感性工学・機械学習・CG・マルチメディア・音楽・心理・脳計測などの研究内容について紹介を行う.次に,専門書を読むことで,基礎知識を習得する.ディスカッションや発表を重視し,コミュニケーションスキル・プレゼンテーションスキルを身につける.さらに,機械学習プログラミング,CGプログラミング,音楽プログラミング,あるいは統計解析を学ぶための実習を行う.受講者の能力と希望に応じて,卒研生や院生のゼミを聴講したり,プレ卒業研究テーマに取り組むことも可能とする. |
山本 倫也 (ヒューマンコミュニケーション研究室) | 身体のはたらきを活かすコミュニケーション支援システム,ヒューマンインタフェースの研究開発に向けて,基礎的知識,能力,考え方を学ぶ. | 研究室において各種システムを体験した上で,文献調査,ゼミ形式での発表,ディスカッション等を行う.また,いくつかの例題を設定してブレーンストーミングを行い,発想を形にするプロセスを習得する. | 全14回とする.詳細は適宜指示する. |