画像情報処理
授業目的 |
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本講義の目的は,広義の人工知能の一分野としての画像情報処理技術に関する基本的な知識を身に付けることである. |
到達目標 |
画像処理の主な問題に対処するための基本的な技法を理解することを目標とする. |
授業計画 | |
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第1回 | 導入(ディジタル画像の基本的属性) |
第2回 | 色情報の表現 |
第3回 | 画像の差分と二値化 |
第4回 | 二値画像処理 |
第5回 | 領域特徴の抽出 |
第6回 | エッジ・コーナーの検出 |
第7回 | 平滑化・先鋭化 |
第8回 | 直線検出とロバスト推定 |
第9回 | 画素特徴に基づく物体追跡 |
第10回 | 動画像特徴の抽出 |
第11回 | 画像の画質とディジタル化 |
第12回 | 濃淡歪み・幾何学的歪みの補正 |
第13回 | 周波数空間を介した位置不変な劣化の補正 |
第14回 | 総復習 |
授業計画 | 講義の進捗状況や,本講義と並行して開講される「画像情報処理実習」の実習内容との関連性を考慮して,適宜順序の変更や内容の一部省略・追加があり得る. |
【授業外学修】 | 各回の授業後に以下の(1)~(3)を実施することで,学んだ内容の定着を図り,定期試験に備えておくこと. (1)その回の授業での配布資料およびそこにメモした事項を基に,授業内容を再確認する(1時間程度). (2)その回の授業で提示された講義のポイントの各事項に関する説明文を,(1)での理解内容に基づいて作文してみる(2時間程度). (3)その回の授業で提示された前回の講義の復習内容や前回のポイントのまとめに基づいて,前回授業後に作文した(2)の内容をチェックし,理解の誤りや説明不足の部分を修正する(1時間程度). |